どうも!モリオ(@yome__kawaii)です。
独立まであと1ヶ月。
独立すると役所にいっていろんな申請をしないといけません。その話は後日書くとして、
今働いているベンチャー企業の離職が半端じゃない件を今回は書いていきます。
僕が独立を考えたのは去年の11月。年明けに退職の意思を上司に伝えてから早4ヶ月経っていますが、毎月人がやめていきます。
光通信ほどのペースではないですが毎月1〜2人やめている…。
僕が入社した頃は10数人しかいなかったのにここ一年で30名付近に増加したのでかなりの成長率だと思いますが最近は入社する人と退職する人が同じほどに…。
若手ばかり退職するので、

と感じます。
今日は「なんで退職する人があとをたたないのか。」について考えまーす。
ベンチャー企業はやっぱりブラック
やっぱりITベンチャー企業は、もともとIT系の会社から独立して開業することが多いです。
元の会社のいい面も悪い面も引き継いでしまいがち。
残業時間とかの概念が薄い経営者も多いので、残業なんてクソほどさせられる従業員はたくさん。
成果を出した人の給料は積極的に上げてくれるものの。そうでない人の給料はほとんど上がりません。まぁ当たり前ですが、
大企業のように一定期間働いたら或る日突然給料よくなる。残業をたくさんやったら給料高くなる。みたいな制度はないのです。
僕は営業マンだったので成果も数字でわかりやすいので、給料の上がり方はよかったです。
運用担当の裏方の仕事をしているとなかなか給料が上がらない現実がありました。
ITベンチャーに転職してくる若い子はやっぱりある程度、給料に夢を持って入社してくるのに結構なギャップがあるのが現実。
退職者がここ最近急増しているのは働く時間に給料が合わないところが1つ目。
確かに、新人の子のアウトプットは会社としては利益にならないのはそうですが。新人の子が、

と思うのか、

と思うのかは人の考え方に寄るところが大きいですね。
ネガティブに考えてしまうと…転職するでしょうね。
採用がうまくいっていない
そもそも、クソブラックな会社なのに変なふうに会社説明をして全く適性のない子を採用しすぎな気がします。
ベンチャー企業は新人を育てる仕組みをほとんど持っていないわけです。
未経験の子を採用して使えるレベルにするのに時間が当然かかりますし、
新人の子もここまで教育制度がないと思っていないことが多いです。
いまの若い世代の方はいい意味であきらめが早いので、会社に見切りをつけるのも早い。

と転職していってしまいます。
また、ベンチャー企業は基本的にブラックです。人間関係はいいところが多いですが極端に残業が多かったり、業務量が多かったりします。
面接は運用のこと何もわかっていない素人が面接官を担当していることが多く。きちんと会社の概要を説明しないままに感覚で採用してしまいます。
結果として、採用した新人が時間や工数をかけて育てても或る日突然にやめちゃうのです。
採用がうまくいっていないもが、退職者があとをたたない理由の2つ目。
給料の支払いを12ヶ月⇨15ヶ月に変えた。
月収制度だった給料ですが、今年の春からほとんど年俸制に変えました。
今までの年収を15で割った数字を月の給料にして(12回)残った3をボーナスのように支給すると…。
まぁ、従業員からすると人質を取られた気分になりますよね。
後輩に話を聞くと、貯金とかしている子は結構少ない!

と、なかなかな死活問題が起きてしまうようでした。
確かに低い給料で残業代ももらえずに頑張っているのにさらに給料が下がると人間のモチベーションは下がりますよね。
ここ最近やめた子たちは、給料支払いが変更するとアナウンスされた途端。1月くらいから就活をして転職した子が多かったです。
先日学んだ行動心理学の通り。避けたい欲求は強いということです。
「これからお金もっともらえるといいな!」「せめて現状維持ならいいな」仕事頑張ろう
よりも
「給料下がる生活できない」転職しよう!
が勝ってしまったんですね。
突然の給料改定が退職者激増の理由3つ目。
まとめ
やっぱり企業は人が全てだと思います。
トップダウンで決められても現場は面白くないし。仕事へのやりがいも薄くなってしまいます。
ミスマッチしている人材を「明日から教育よろしく」と渡されても時間もないわけです。
給料も一方的に変更されてもそもそも条件が違うじゃんと反発されてしまいます。
僕も春から独立します。従業員の方を雇用して行くのは随分先になると思いますが、
会社を守ることは人材を守ることであることを理解してというか忘れずに、全従業員の意見を聞くのは無理だとしても寄り添って経営できるような人間になりたいな。
と今の会社を反面教師にしてやっていきます!
今年、長年付き合っていた恋人と結婚しました。
うちのかわいい鬼嫁について記事を書いていきます。
少しでも、読んでくださった方の役に立てればこの上ない幸せです。