電気通信大学の偏差値は当てにならない!電通大卒業生が書く合格指南書

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今回は私の母校である電気通信大学への合格のノウハウ・勉強方法を指南させていただければと思います。
また、国立大学受験生にとっては第一関門のセンター試験についても勉強法を記載していきます。
また、入学後の電通大生ライフについても経験を基に記載します。
電気通信大学受験者だけでなく理系国立大を目指す方に役立てていただければ嬉しいです。ぜひ、最後までお読み下さい。



電気通信大学の偏差値について

受験生にとって志望大学の偏差値は気になるところですね。電気通信大学の偏差値はどのくらいでしょうか。
電気通信大学 偏差値
電気通信大学の偏差値は52.5~57.5ほどのようです。
そもそも、偏差値の平均は50ですので地方の高校であれば成績上位の方、首都圏であれば中堅の方たちが受けるのでしょうか。
しかし、電気通信大学は国立大であること、受験教科数が多いこと、定員数も少ないことを考えると単純に私立大学と比較しないほうがいいでしょう。
この大学の偏差値は同じレベルくらいの大学の偏差値とは一緒ではないと思います。

  • 卒業後の就職率が高い
  • 東京にある国立大学で立地もいい
  • 受験教科数の多い2次試験がある

上記の理由から競争率も高く、偏差値だけではわからない難しさがあります。


電気通信大学の入試科目について

電通大 配点

センター試験対策について

前期試験:国語・数学(2科目)・英語・理科(2科目)・社会:計7科目 配点:450点(900点満点を1/2にする。)
後期試験:国語・数学(2科目)・英語・理科(2科目)・社会:計7科目 配点::300点(国語・英語・数学を1/4 社会・理科1/2)
電気通信大学は国立大学の中でもセンター入試科目は多い方です。
毎年、河合塾などの大学別ボーダーライン発表では70%〜72%くらいですね。この教科数で70%以上取るのは結構難しいのではないでしょうか。
配点も得点900点満点を前期試験はそのまま半分にして450点。
後期試験は国語・数学・英語を1/4にして300点。
前期試験は2次試験で使わない国語と社会をどれだけ効率よく70%までもってくれるかが勝負になるでしょう。
後期試験は国語・英語は1/4はともかく数学も1/4になってしまいます。
国語・英語が得意でない方には嬉しいことですが、電通大の後期試験は難関校に落ちた猛者も受験します。
なるべく前期試験で決められるように対策しましょう。
受験重要度の低い国語以外の他の科目で高得点を取れれば問題はないですが、社会科目と国語は配点が低いとはいえ対策は十分に行う必要があります。
万が一の時、電通大以外の国立大学を受ける保険になります。
数学・英語・理科は2次試験でも使いますので受験を考えている方はある程度得意であると思いますが、2次試験とセンター試験とでは出題形式がかなり違うのでセンター試験を侮らずきちんと対策を行って下さい。
電気通信大学の受験に関わらず。国立大学を目指す方はセンター試験の勉強は必須です。
理想は高校1年生の終わりからセンター試験の過去問を徹底的にやり込むこと。
大学どこにいくか迷って何をするか迷っている間にセンター試験は勉強を始めた方がいいでしょう。
センター試験の勉強のポイントは過去問です。早い段階から過去問に取り組んでいきましょう。センター試験は同じ問題も同じ形式で出題されるので覚えるまでやりこんでいきましょう。

電気通信大学2次試験対策について

前期試験:数学・物理・化学・英語:4科目 配点:450点(数学重視・物理重視)
後期試験:数学・物理・化学・英語:4科目    配点:600点
電通大の2次試験の入試科目は相当多いです。
地方国立大であれば1科目から受験可能なところもあります。この教科数で偏差値56くらいなので、偏差値はり当てにならないと考えます。
同じくらいのレベルの大学で東京理科大学(私立:偏差値60台)がありますが、この大学は1科目でも受験可能な学科もあります。数学が仮に偏差値70であれば簡単に(受験にあった勉強をしないとだめですが)受かってしまいます。
電通大は物理も化学も英語も併せて偏差値56位ないと難しいので、受験科目の少ない私立の大学や地方国立と比べると難しいと考えられるでしょう。
理系の受験生はかなりの割合で英語が苦手の人が多いです。
そんな中、2次試験で英語がある(問題は易しいとしても)電通大の難易度は高いと考えます。実際、私の同級生では、理科大やマーチを受験して落ちた人はほとんどいませんでした。


理科大やマーチと電通大との比較

  • 受験科目数
  • 学費
  • 合格者の数

比較しても難易度は断然、電通大の方が高いと思います。(受験する学部による。)

受験科目数を比較すると

  • 理科大・マーチなどの私立大学の受験数は1~3科目
  • 電通大は、センター7科目 2次試験4科目

受験科目が多いということはそれだけ勉強する時間をかけなければいけません。
受験科目が減ると偏差値は上がりますが、私立大は何回も受験できます。
国立は、前期・後期の2回しかチャンスがありません。

学費で比較すると

  • 国立大の学費 535,800円
  • 私立大理系  1,048,763円

平均の金額ですが、国立大学は私立大学よりも学費が安いので国立大学の人気は高いです。
また、ご家庭の経済状況から国立大学しか受験されない方もたくさんいます。国立大の受験生は浪人生も数が多いので難易度は上がります。
電通大生徒の約半分は浪人生です。全国的に見ても浪人生が多い大学です。

合格者数で比較すると

一般的に国立大学には合格後進学する人が多いので合格者数は定員の数%くらいいといわれておりますが、
私立大学は多くの受験生が受験をするため合格者数も補欠合格を含めると定員の数倍は合格していると言われています。
上記を考えると、偏差値だけで入学難易度を考えることは難しいと思います。
もちろんさんざん比較しておいてなんですが、私立大学の方がいい面もたくさんあります。

  • 電通大(国立理系)は留年率が高いので、すんなり卒業をしたいと考えている方
  • 知名度がある大学に行きたい方
  • 合コンで少しでも、もてそうな大学に行きたい方
  • 学びたい研究室が国立大にない方
  • 受験科目が多いのは嫌な方
  • 大学で部活をやりたい方

上記に当てはまる方は、マーチなどのたくさんの学部・学科がある大学がオススメになります。
以下は、電通大受験生がおさえておくべき過去問対策について記載します。
電通大の前期試験・後期試験共に入試科目は一緒です。
国立大学のすべり止めで、前期試験は筑波大学・名古屋大学、後期試験は電通大という同級生がいました。
後期試験は募集人数は減りますし、合格難易度も当然上がります。
特に、現役受験生は、受験仲間もいきなり減りますので、精神的にも厳しくなっていきます。
高校生は受験仲間がたくさんいるのでいきなり周りが遊びだすと精神的に厳しくなります。
なるべく、前期試験で合格できるようにしましょう。そのために効率的に勉強しましょう!


電気通信大学対策は過去問から

電気通信大学に入学するには、偏差値だけ気にしていても始まりません。
一番大切なことは電通大過去問の対策(暗記)です。難関大学に合格する人は過去問の対策を必ずしています。
電気通信大学に限らず過去問の暗記から受験勉強のスタートと言っても過言ではないです。理由を以下にあげます。

  1. 過去問を研究すると同じ傾向の問題がかなりでる。
  2. 試験で出ない問題を解けるようになる必要はない
  3. 電通大の定期試験もほとんど過去問から出題される

それでは1つずつ解説していきます。

電気通信大学入試は同じ傾向の問題がかなりでる。

電通大の過去問を10年分覚えることがおすすめ!

電気通信大学の過去問をすすめていくと気づくと思います。『あれ?この問題この前やったな』と思えるようになればしめたものです。
覚える気持ちで10年分はやりましょう。
過去問は最新の赤本だと3年分しかないと思いますので過去問を集めましょう。
『過去の赤本』か『全国大学入試問題正解』の入手できるものを手に入れてすぐに始めて下さい。
高校生は、進路指導室に、予備校に通っている方であれば過去問コーナーにあるはずです。
なければ、古本屋や図書館などを探してみましょう。多少予算を割いてでも入手する価値があります。
過去問を早期にやりこんでおくと、他の問題集を演習する際に、『この問題は、出題される可能性あるな』『これは、出題されないな』など、判断できるようになり無駄な勉強を避ける嗅覚が身に付きます。
ライバルに圧倒的な差をつけることができます!
電通大だけに当てはまることではないです。
受験生は滑り止めで受ける私立大学の過去問も解いておく必要があります。
大学受験は過去問をどれだけやり込めるかが勝負の分かれ目です。
国立医学部に合格した私の友人は、2年生春から過去問に取り組んでいました。
友人曰く、過去問で傾向を知ったことが合格の鍵だったとのことでした。そのくらい過去問演習は大切なことです。


電気通信大学入試で出ない問題を解けるようになる必要はない

受験勉強は効率が全てと言っても過言ではない

受験勉強は大学に入るためだけにする勉強だからです。しかも、電気通信大学の入試科目はとにかく多いです。
例えば、物理が好きで極めようと考えて『難系』などをやってもそのレベルの問題はまず出ないです。
数学も『青チャート』や『一対一の演習』レベルの問題はまず出ません。数学であれば、『黄色チャート』で十分なはずです。出ない問題の演習に時間をかけるより、英語などの苦手なところを徹底的に潰しましょう。
英語の勉強はセンター試験対策にも直結します。
それでも物理や数学を勉強したい人はいると思います。つらい受験勉強の中、少しでも興味あることを勉強することは楽しいですからね。もちろん、受験勉強がはかどらないときに得意分野から手を付けることは正しいことだと思います。
しかし、安心して下さい。電通大に入学すると嫌というほど、物理や数学の勉強します。というよりもやらないと留年します。
電気通信大学に限らず理系の国立大はかなり勉強させられます。
ちなみに、今後のためを思って勉強しても受験勉強後の大学生活にあまり役に立ちません。
もちろん基礎は大切ですが、入学後は今までの勉強と全く違うことをやると考えてください。
数学や物理を毎日みっちり勉強することになりますが、大学で学ぶことは受験勉強と違い、答えが出ない問題に立ち向かうことのほうが多いです。


電気通信大学での定期試験もほとんど過去問から出題される

大学の2次試験を考えているのは大学教授

大学教授の仕事は残念ながら高校教師の仕事とは違って人を育てることではありません。研究が本業です。
大学教授は人材育成などほとんど考えていないので、問題作成も淡白に作っていきます。人格も破綻している大学教授はかなり多いです。
電気通信大学も例外ではありません。
そして大学として入学して欲しい人材を見るための試験が2次試験なので生徒の質にバラつきがないように毎年同じようなところから、同じくらいの難易度の問題を出題しています。
ほとんど同じ問題が出題されることもざらにあります。
大学教授は、研究をすることが仕事なので、試験問題作成に割く時間もあまりないです、受験生ほど問題研究していません。
その為出題傾向も大きく変わらないので安心して過去問を覚えましょう。実際、私が受験した年の問題も形式、難易度ともに過去10年の出題と同形式でした。

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電通大キャンパスの様子と進路について

ここまでは電通大の入試対策について記載させて頂きました。
東京にある理系国立大学なので、偏差値では測れない難易度があると思います。
不景気のため、私立大学にいけない成績が優秀な方も受験します。後期試験では、上位国立大学のすべり止めとして受験される方も多数います。
優秀な学生に受験戦争で勝つためにも、電通大対策をして受験に望みましょう。
過去問に手をつけていない人はまずは過去問から取り組みましょう。
過去問は試験直前まで取っておく的な考えは完全に間違っていますのでいますぐ取り組みましょう!
電通大対策は早ければ早いほど合格の確率が高まります。
以下は実際に入学したらどんな電通大生ライフが待っているのか、私の経験をもとに記載していきます。
受験のモチベーションにしてください。

電気通信大学に入学してよかったこと

電気通信大学に入ってよかったことは、立地が良いことです。
調布は大学生には住みやすい場所だと思います。
新宿まで京王線で約15分なので遊びに出かけるにはほとんど困りません好立地です。
また、真面目で親切な生徒(根暗な人)がかなり多いので勉強など困ったらみんな教えてくれます。
電通大生の大半はコミュニケーション力は低いというか、コミュ障ですが面倒見が良い人が多いと思います。
また、浪人生の数がかなり多いです。
現役入学と浪人生の割合は半々くらいです。浪人生は仲間がたくさんいるので肩身狭い思いをしなくていい大学の一つでしょう。
東京の国立大学の中でも珍しく『五思寮』という学生寮もあります。
月1万ほどで大学内に住むことができます。築年数は古くぼろいですし、お風呂はめちゃくちゃ汚いですが1人部屋です。
昔は「アスベスト」問題がありましたが、今は改善しています。風呂はカビ問題がすごいですが…
人気も高いので入学手続きの時に申請してみるのもいいでしょう。
入学後に申請するため、寮に入れない場合そこから下宿先を探さないといけないリスクはあります。
入学式の時期には電通大の構内に桜が咲き、綺麗です。
毎年入学時期頃に満開になりますので受験でがんばったあなたを歓迎してくれるでしょう。


電気通信大学に入って後悔したこと

女性はほとんどいません。入学するとクラス割がありますが、全体の1割女子がいたら良いほうでしょう。
ガチガチの理系の大学なので割り切るしかないです。もし、出会いを求めるならば、大学外でしかチャンスはないと考えましょう。
インカレサークルも多数ありますし、アルバイトをする場所も多数あります。たまに掲示板に割のいいバイトが掲載されていたりします。
電通大の生徒はかなりの割合で根暗です。
地方から楽しい生活を期待して電通大に入学すると華やかさは全く無いので気をつけて下さい。このため、仮面浪人をして他の大学を翌年受験する人もいます。しかし効率を考えるのであれば、仮面浪人するよりは、大学院受験されることをオススメします。
大学受験で志望大学を受けるよりも、大学院で志望大学を受けられる方が簡単なことが多いです。
大学生活でいい成績をとって、よりレベルの高い大学院を目指すようにしたほうが効率いいです。
電通大は勉強が、かなりきついです。出席を取る授業も多い、必修科目の教科も多いので、電通大で大学生活を遊びに比重を置くと、高確率で留年します。大学は留年すると、その後の就職に影響がでますので、きちんと勉強しましょう。
勉強がきらいな人は、この電通大はおすすめしません。

電気通信大学のその他の特徴

昼間以外に夜間主過程もあります。
夜間の学生に話を聞くと、学んでいることはほとんど同じであったり、授業も同じだったりするらしいので、昼間に合格が難しそうであれば夜間主を受験するのもいいかもしれません。
大学卒業後、就活時にも昼間・夜間を書くことはないと思われます。
大学3年生になる高専卒業の方たちが編入生として結構入学されるのでクラスの雰囲気も変わっていくことも特徴かもしれません。
学部卒業すると、かなりの確率で大学院へ進みます(およそ8割)。
もちろん電気通信大学大学院に行く人も多いですが、東工大・東大の大学院に進学する優秀な人も多いので、自分の頑張り次第で進路はどうにでもなります。
大学入試に比べ大学院の入学試験はハードルが低いです。電通大でみっちり学習すれば東大の大学院は夢ではないです。
学部卒で就職する方は少ないですが、就職内定は努力が必要ですが取りやすいと思います。
理系の企業には割りとウケが良いです。理系以外の仕事を目指そうとすると全く知名度がないです。
いや、理系の会社でも知っている人少ないですね…
電通生あるあるですが「東京電機大」と高確率で勘違いされます。(結構ショックですよ)
大学構内に目黒会という電通大の後援会があり、就職の斡旋や面接の練習・アドバイスもしてくれるので、駆け込み寺として使われる方も多いです。
主に電通大のOB・OGの方が親身になってアドバイスしてくれるので、事務的に処理をしている学部の就職支援課へ相談に行くよりおすすめです。
実際に、私も目黒会を利用させていただき内定をもらうことができました。


まとめ

いかがでしたでしょうか。
電気通信大学の合格ノウハウとその後の生活について書いてみました。
これから受験生になる高校2年生にもイメージできる内容になっていればうれしいです。
高校生活は3年間しかありません。
人生においてとても貴重な時間です。
時間が経過してから、「あの時もっと効率的に勉強してもっと高校生活を楽しみたかった」とみなさんが後悔しないように、また志望大学に入学できることを願っています。
電通大は入学後、自分の努力次第でいろいろな進路も開ける大学です。就職にも強い・大学院への進学率も高い・学習意欲の高い生徒が多い大学だからです。
卒業生としては大学に入っても勉強を続けていきたい人には自信をもってオススメできる大学です。
ぜひ、受験のことなど人に相談しにくいことなどあれば、コメントいただければ嬉しいです。



ABOUTこの記事をかいた人

モリオ

どうも!モリオです。 今年、長年付き合っていた恋人と結婚しました。 うちのかわいい鬼嫁について記事を書いていきます。 少しでも、読んでくださった方の役に立てればこの上ない幸せです。