どうも!モリオ(@yome__kawaii)です。
モラトリアム症候群…。以前の僕にも当てはまっていた言葉です。
経済恐慌などの場合、国家が債務の履行の一定期間延長を認めること。支払猶予。比喩的に、社会人となるべき自信がなく、大学の卒業などを延ばしていること。
モラトリアム人間社会に適合できない人のことです。
実際社会人でもモラトリアム人間はたくさんいます。
フリーで働いていてクライアントさんのところに行くと自分で決断できず、グダグダ何も決められず…何も実行せずにいるいい歳のおじさんとか多分モラトリアム人間です。
モラトリアム症候群は若い人だけがなるわけではなく会社員の人はいつでもなると思います。
心理学的には大人として社会にでるまでの準備期間を指す言葉ですが、準備期間どころか一生モラトリアムの人がいます。
この記事でわかること
モラトリアムとは?

モラトリアム(moratorium)は、「しばらくの間やめること」を意味する言葉です。

僕自身も大学生の頃と独立してからすぐの頃は、しばらくいろんなことをやめていました。
誰にでもありますよね。
モラトリアムはもともと、モラトリー(moratory)という支払期限を意味をする単語から由来しています。
本来は金融の分野で「支払猶予令」という意味で使用される言葉です。
発達心理学で責任を持った立場となることを猶予している期間に使われるようになりました。
あんまり聞きなれない言葉ですが、大学を卒業してしばらくフリーターとかをしていると「モラトリアム人間」と言われることがあります。
とは言っても、責任逃れしている社会人もたくさんいますので…なにも学生だけに言えることではないですよね。

モラトリアム人間ってどんな人?

「モラトリアム人間」とは、大人になる準備期間を終えているにも関わらずいつまでもモラトリアムであり続けるといった人を指し、主に否定的な意味合いで使用されます。
社会人って誰でも責任感があるわけではありませんね。
適当に大学卒業して目標もなく社会人になるといざというときの決定ができないものです。
会社員として働いているとほとんどの場合は自分の裁量で大きな決定をしません。
最近独立して気がついたのですが、会社員をやっていると決定するという仕事はほとんどの場合は役職者がします。
つまり、役職についていない会社員はモラトリアム人間でも大丈夫ということです。
別に会社員だろうがフリーターだろうがモラトリアム人間はいる?!
モラトリアムという言葉は会社員にならずふらふらしている青年によく言われる言葉ですけど…、
モラトリアム人間は「責任ある立場に立つことを逃げている人間」という定義だとすると会社員にもモラトリアム人間はたくさんいます。
決定しない仕事はいくらでもあるからです。
コンサルの仕事をしていると一番困るのは決定権があるのにしない役職がついているモラトリアム人間です。
とくに小さなワンマン社長の会社の取締役に多いです。


とはその時は返事をするのにいざ期間が迫ると、


自分で決断もできず責任感もあんまりない人が主導するプロジェクトはすすみません。
モラトリアムを抜け出すには?

モラトリアム症候群って年齢関係なく誰にでも起こることだと思います。
猶予される状態なら人間は誰でも逃げるでしょう。

会社員になってモラトリアム症候群の人は、多分仕事を自分ごとと思っていないのだと思います。
仕事って僕の経験上、自分ごとじゃなくても回ります。
自分のことだと思って働くと疲れるのでいつの間にかやらされながら仕事をやってしまっている人が多いです。
そうすると、仕事に対しても無気力になって判断もできなくなってしまいます。
それが本当のモラトリアム人間だと僕は考えます。
目標となんのための仕事なのか考えることが大切!!
モラトリアムから抜け出すためには、目標が何よりも大切です。
いつものルーティーンワークはなんのためにやっているのか…、やっている意味はなんなのか考えましょう。
将来の夢や目標はなんなのか考えて逆引きして今やっている仕事の意味を考えましょう。
つまらない仕事でも将来に繋がる経験は絶対にあるはずです。
なければやめて目標に近く仕事を探しましょう。
やらされている、つまらない仕事をやっているとモラトリアムはずっと抜け出せません。
まとめ

モラトリアムという言葉は、大学生くらいの時によく使われる言葉ですが。
本当の意味でモラトリアム人間は社会人にもたくさんいます。
責任をもって仕事をするということは、自分の将来のために絶対に大切なことです。
責任のない仕事はつまらないので本当のやりがいはないのです。
モラトリアムと聞いて心当たりがある方は一度言い訳なしで本気で働いてみてはいかがでしょうか?!

今年、長年付き合っていた恋人と結婚しました。
うちのかわいい鬼嫁について記事を書いていきます。
少しでも、読んでくださった方の役に立てればこの上ない幸せです。