メタボのこと。30代ただ太っているだけではメタボではない。

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30歳付近になってくると気になるお腹周りについて巷では、メタボなどの言葉がありますが、
そもそも太っていることとメタボは何が違うのか。指標があるのか。
気安く使いがちなメタボと言う言葉、意味が不明の方も多いと思いますのでメタボについて記載していきます。

メタボとはなにか?

メタボリックシンドロームのことです。太っていれば『メタボ』と一般的に見た目で太っていることや、
お腹まわりが出てくると代名詞として使われています。
しかし、太っている見た目やお腹周りの数字だけの問題ではなくメタボリックシンドロームは『内臓脂肪症候群』と呼ばれ、
場合によっては心筋梗塞や 脳梗塞の原因となる動脈硬化を急速に進行させてしまう恐れがありますので、現状メタボの方は健康のためには予防策を講じる必要があります。


肥満には2つのタイプの肥満型があります

りんご型肥満

お腹まわりの内臓に脂肪がたまる肥満。

洋ナシ型肥満

腰回りのお尻や、太ももなど下半身に脂肪が溜まる肥満。
メタボリックシンドロームで問題があるのはリンゴ型肥満です。
メタボリックシンドロームの診断基準は以下の表です。
メタボリックシンドローム診断基準
ウエストサイズ 男性85cm以上 女性90cm以上の方で
血清脂質・血圧・血糖値のうち2つが上記の基準を超えているとメタボリックシンドロームと診断されるようです。
結構引っかかる方は多いのではないでしょうか。厳しい基準となっていますね。


肥満かどうか計る物差しはあるのか

メタボかどうなのかの判断の仕方は分かりましたが上記の数字を出すことは一般的に難しいです。
肥満度を計るBMIという数字がありますので、BMIの計算方法を記載します。

BMI=[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]

以下は計算によって出した数字の判定基準になります。
肥満度判断基準
WHO(世界保健機構)の基準では、BMIが30以上を肥満と定めているようです。WHOの基準だと結構甘めの数字です。
日本では一般的に25を超えると肥満と認識されるようです。
例)身長165cmで、体重67kgの人BMIは、[ 67÷1.65÷1.65=24.61 ] この場合のBMIは24.6となります。
ちなみに、厚生労働省の平成26年の調査では肥満者(BMIの数値25以上)の割合が男性28.7%、女性21.3%でした。
男性であれば3.4人に1人、女性であれば4.7人に1人が肥満ということになります。

メタボ原因で発症し易い生活習慣病について

  • 糖尿病・・・内臓脂肪が増えることで糖の代謝異常で糖尿病になりやすくなる。
  • 高尿酸血症・・・メタボが原因となる病気で痛風の原因ともなる。
  • 脂質異常症・・・内臓脂肪が増えることで血液中の中性脂肪も増え動脈硬化が起こりやすくなる。
  • 高血圧症・・・喫煙と並び生活習慣病において日本人最大のリスク要因。メタボに男性の高血圧が増えている。
  • 虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)・・・メタボにより動脈硬化が進むと狭心症や心筋梗塞などになりやすい。
  • 脳血管障害(脳卒中)・・・脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害の最大の原因が高血圧になる。

メタボはいろいろな病気を引き起こしやすいようです。長生きされたい人は改善したほうが良いでしょう。

メタボ対策について

メタボの対策方法はいくつかありますが、

  • 食生活の改善
  • 適度な運動
  • 禁煙・アルコールを控えること
  • ストレスを発散すること

あたり前のことですね。
そもそも、上記ができていればメタボで悩まずに済みますよね。
しかし、お腹がでてしまった以上、ここは心を鬼にしてできるところからやっていきましょう。
夜遅く食べないこと、適度な運動をすること。運動ですが、ウォーキングなどの有酸素運動が効果的なようです。
メタボが気になる方は、通勤時など一駅分(30分程度)歩いてみてはいかがでしょうか。


まとめ

メタボは動脈硬化を促進させる恐ろしさがありますので早期の対応が必要です。
既にメタボな方は、なんでメタボになってしまったのか生活を見直すことが大切のようです。
今は自分に関係ないと思っているあなたは、油断するとメタボになってしまう危険は誰にでもあるのでとくに、
年齢を重ねていくと代謝が下がりますのでお腹が出るようになりますので、食生活・適度な運動を見直していくのはいかがでしょうか。



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モリオ

どうも!モリオです。 嫁の愚痴を書くために始めたブログですが、起業してフリーランスになって気づいたことを最近は書いています。これから起業しようと思っている方は全て僕の実体験なのでぜひ参考にしてください。特にIT系の方はこんな働き方ができることを知って欲しいです。