貸金業務取扱主任者の難易度と合格するための勉強方法

貸金の看板





国家資格で何か資格を取りたいと考えている方向けに今回は

「貸金業務取扱主任者」の難易度と勉強方法について記載していきます。

私自身は第7回の平成24年度に受験をして合格しておりますが、

今まで資格を取ってよかったことは一切なかったので、

貸金業のお仕事をされていて、勉強方法を知りたい方は読んでいただければ嬉しいです。

貸金業務取扱主任者とは

合格率の推移は下図です。

第1回~第4回までは合格率60%オーバーだったので試験を受験する人はほとんど合格していたようですが、第5回目以降は合格率が下がっていることが分かります。

おそらくこれは、

4条施行(2010年6月18日施行)以降、貸金業者は資格試験に合格し登録を完了した貸金業務取扱主任者を法令で定める人数(貸金業務に従事する者のうち50人に1人以上配置)を営業所又は事務所毎に設置しなければならない。

貸金業務取扱主任者がいなければ貸金業を営業できない

法令で、貸金業務取扱主任者を貸金業者は事務所に一定以上いないと営業できなくしたのである程度操作をしたのだと考えられます。

第5回以降は、合格率が宅建くらいとなっているので難易度は結構高いのかと思います。

貸金業務取扱主任者の難易度

貸金業務取扱主任者の資格試験の合格率です。

実施年度 受験申込者数 受験者数 合格者数 合格率 合格点
2009年(平成21年)第1回 46,306人 44,708人 31,340人 70.10% 30
2009年(平成21年)第2回 17,780人 16,597人 10,818人 65.20% 30
2009年(平成21年)第3回 16,254人 12,101人 7,919人 65.40% 33
2009年(平成21年)第4回 9,908人 8,867人 5,474人 61.70% 31
2010年(平成22年)第5回 13,547人 12,081人 3,979人 32.90% 30
2011年(平成23年)第6回 12,300人 10,966人 2,393人 21.80% 27
2012年(平成24年)第7回 11,520人 10,088人 2,599人 25.80% 29
2013年(平成25年)第8回 11,021人 9,571人 2,688人 28.10% 30
2014年(平成26年)第9回 11,549人 10,169人 2,493人 24.50% 30
2015年(平成27年)第10回 11,585人 10,186人 3,178人 31.20% 31
2016年(平成28年)第11回 11,639人 10,139人 3,095人 30.50% 30

合格率は20%~30%

合格点のボーダーは50点満点中30点~35点くらいといわれていて、

実施年度によって合格点数を調整しているようです。

 

受験のチャンスは年に1回しかありません!

  • 実施月 :11月下旬(第3日曜日付近)
  • 受験料金:8,500円
  • 申込期間:7月~9月
  • 試験内容:マークシート方式(4択 出題数50問)
  • 試験時間:120分(1問あたり2.4分)

1年に1度の試験です。

1発合格しないとお金と時間の無駄になりますので短期集中で合格してしまいましょう。

貸金業務取扱主任者の勉強方法

受験される方のほとんどは、実務で貸金業に従事されていることがほとんどだと思いますが、貸金業務取扱主任者には受験資格はないのでどなたでも受験することが可能です。

勉強方法時間ですが、民法の理解が進んでいる人と、まったく法律関係を学んだことがない人で変わると思います。

①民法を勉強したことがある方

行政書士・宅建・FPの試験など保有している方、またはある程度、受験勉強されたことがある方は貸金業務取扱主任者の勉強時間は60時間(1日2時間で1ヵ月)もかからないと思います。

  • 貸金業法で知らない知識を学習する
  • 問題の出題形式になれる

上記を問題演習を通して習得すれば合格レベルまで到達できるはずです。

問題集のおすすめは「貸金業務取扱主任者 OX問題+過去問題集」です。

②今まで全く法律関係の資格の勉強をしていない方

おそらく3ヵ月くらい勉強が必要です。貸金業は資格を取っても業務経験が必要なので受験に合格するための勉強が必要です。無駄に深堀せず、合格するために効率よく学習しましょう。

オススメのテキストはこちらです。

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この一冊を理解することが出来れば十分合格ラインにたどり着きます。

たまに法律試験にありがちな難しい言い回しはあるものの、難しい書き方に負けずに2周くらい読み込むことが必要です。

わからないことがあって当たり前なので、序盤の民法でつまずかないようにわからないところに時間を使いすぎないようにしてください。

場合によっては読み飛ばして進めていきましょう。

法律系の試験合格のカギは「民法」といっても過言ではなく、貸金業務取扱主任者の勉強においても同じことが言えますので民法はなるべく理解するようにしていきましょう。

民法が全くわからない方は民法のテキストを1度読んでみてもいいかもしれません

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貸金業務取扱主任者の勉強において問題演習は大切です。

テキストで知識を身に着けても出題の方式、試験ならではの言い回し、受験者をひっかける問題の出題方法などは問題を解いていくことでしか身につかないからです。

必ず問題集をやりこみましょう。

オススメの問題集はこちらです。

この「らくらく突破 貸金業務取扱主任者 OX問題+過去問題集」は見開1ページで問題と回答が収録されていて流し読みをするには効率のいい問題集です。

貸金業務取扱主任者の問題集は市場に多く出版されてません。

その中では群を抜いてわかりやすいと思いますのでおすすめです。

勉強法としては

  • 貸金業務取扱主任者 合格教本
  • 貸金業務取扱主任者 OX問題+過去問題集

をそれぞれ2周ずつやることをおススメします。(今まで法律の資格勉強をされていた方)

これまで資格試験を全く受験したことがない方は3周やりましょう。

上記テキストと問題集は章立てが連動していますので「貸金業法および関連法令」のテキストを読んだら問題演習をするなど章ごとにテキストと問題集を交互にこなしていくと理解も進みやすいです。

問題集はできなかったところに目印をつけていきましょう。

  • 1周目 全ての問題を解く(解らなかった・理解できなかった問題に×出来た問題に〇)
  • 2周目 1周目で間違えた問題を解く(解らなかった・理解できなかった問題に×出来た問題に〇)
  • 3周目 2周目で×の問題を解く

など工夫をしながら勉強するとつらい受験勉強もゲーム感覚で楽しいです。

〇が増えていくと理解したことが増えたことを目で見えるのでテンションも上がります。

ここで、試験勉強でやりがちなノートに書き込む、ノートにまとめるなどはしないようにしましょう。

理由は時間の無駄だからです。

ノートに書いて覚えることはほとんどないです。

まとめる時間があればテキストを1ページでも多く読みましょう。

わからないことや理解したことはテキストや問題集にどんどん書き込んでいきましょう。

貸金業務取扱主任者の勉強方法まとめ

貸金業務取扱主任者の難易度と勉強方法について記載させていただきました。

貸金業に従事される方にとっては必要な資格だと思います。

この試験は年に1度しか実施されない国家試験なので効率よく学習をして合格する必要があります。

この記事を読んだ方が少しでも効率よく合格するお役に立てればうれしいです。